イザベラ・バード記念碑
イギリスの女性旅行家(1831~1904)。日本の奥地の調査のため日光から会津をまわり、新潟を経て宇津峠を越えて山形県へ入り、赤湯から羽州街道沿いに北上して明治11(1878)年7月16日に金山へ着いた。上台峠をこえて金山の盆地を展望したバードは、その印象を次のように記している。
「今朝、新庄を出てから、険しい尾根を越えて、非常に美しい風変わりな盆地に入った。ピラミッド形の丘陵が半円を描いており、その山頂までピラミッド形の杉の林で覆われ、北方へ向う通行をすべて阻止しているようにも見えるので、益々奇異の感を与えた。その麗に金山の町がある。ロマンチックな雰囲気の場所である。私は正午にはもうついたのであるが、1日か2日ここに滞在しようと思う。駅亭にある私の部屋は楽しく心地よいし、駅逓係はとても親切であるし、しかも非常に困難な地域が前途に横たわっているからである…」
またこの言葉を記したイザベラ・バードの記念碑を大堰公園内に設置している。
所在地 | 〒999-5402 山形県最上郡金山町金山 |
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お問い合わせ | 金山町役場 |
電話 | 0233-52-2111 |
FAX | 0233-52-2004 |
交通・アクセス | 新庄駅から山形交通バス金山行きで約40分 |