歴史の門(内町)
金山城の廃城とともに城郭は取り壊されたが、表門は万宝院へ、裏門は宝円寺の山門として、それぞれ移築されたと言い伝えられてきた。また、明治7年(1875年)金山学校は宝円字に開設されたとき、多くの子どもたちがこの門をくぐり「お寺の学校」へ通い、勉強した。
明治20年、宝円寺は火災のため焼失し、学校も他へ移転したが、門は焼けずに残った。平成5年に山門の再建改築に伴い、古い門は取り壊すことになったが、この門の持つ歴史性や古い建造物として史跡価値により、金山小学校校庭の一角に移築され、次代に引き継がれている。
所在地 | 〒999-5402 山形県最上郡金山町金山内町 |
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